畑とカフェをスタートしました その思惑は・・・
きっかけ
農地を借りて就業支援を始めた石田さん
共同経営者の勅使河原さんは カフェ担当
その思惑は・・・
6年前から畑を借りて仲間と楽しみながら野菜作りを始めました
その後 地域の居場所として子ども食堂を運営するようになり
安心で新鮮なお野菜を自分たちで作ろうと
目標を立て年間通じて野菜作りを始めました
秋には子ども達も参加し芋ほりを企画したりするうちに
土に触れる 収穫する 美味しく食べることの
大切さを改めて感じることとなりました
学校にいけない子ども
外国籍の子ども
みんなの嬉しそうな顔を見て
この体験を多くの方に感じてほしいと思うようになりました
この思いが畑と福祉
(不登校、引きこもり、障害者、高齢者)
を結びつけたいという私の夢になりました
何を準備したか・準備期間
2年ほど前からこの夢を語り始めるようになりました
農業と福祉の場を実現したい と
(自分で口に出すことで自身の潜在意識に落とし込む 笑)
(人前でいう事で自分の尻に火をつける 笑)
しかし この口に出していう事をしなければ今回の夢の実現には結びつかなかったのです
実現に至るまでのストーリー
1年前 久々に再開した勅使河原さん
(のちに共同経営者となる)
と夢について語り
2年ぐらいかけて形にしたいねと
夢を膨らませました
勅使河原さんは
農作物を売る場としてカフェを創りたい と
作物を使ってお惣菜を作り
実は カフェという名のママ支援をしたい
朝 子供と洗濯ものを預けると
夕方 子供を迎えに行くと 子供と洗った洗濯ものと お惣菜が
持って帰れるという 実家のような託児所付きカフェ
があるといいな とアイデアがどんどん 出てきました
農業の出口として カフェがあれば
農作物が売れたり メニューの材料に使って
畑から採れた作物で対価を得えたり
感謝されたり 怒られたり と
働くことで 社会ともつながれます
いいサイクルが作れそうでした
同席していた別の友人から後日
新規事業を支援する助成金があると情報をもらい
それなら頑張ってやってみよう!
2か月後の7月の助成金申込締切に目標を定めました
勅使河原とこれはチャンスだ!
やれと神様が言っている!というノリで (笑)
それからは助成金の準備に追われ 壁にぶち当たることも多々在りました
まず 予定していた借地が うまく軌道にのらない
ところが 紹介で 同じ農地活用を考えていた方と知り合いました
その方は考えが同じで 計画を話すと すぐに共感し応援してくれ
所有している農地を どうぞ使ってください と
そして たまたま 土地に併設して空いていたスペースを
カフェとして 貸してもらえることに
カフェスペースは 園芸屋さんの広い敷地で 緑がいっぱいでした
イメージがどんどん膨らんでいきました
園芸屋さんに来るワークショップの人たちにも
カフェを活用してもらえそうでした
回りに 何もないので(笑)
そして さらに 厨房スペースを創る業者を
園芸屋さんに紹介してもらいました
そんなわけで 助成金が決まってからは 超特急!
ご縁にのっかって
多くの皆様のお力をお借りし 無事に助成金もクリアして
畑とカフェをオープンすることができました
実際やってみて
ご高齢等で管理が出来なくなった
耕作放棄地を利用して野菜作りをします
地域の皆様のご協力を頂きながら畑を耕し
種を植え 5月にはジャガイモの収穫が待っています
そして5月末には夏野菜を植える準備をします
自分達だけでは出来ない為
師匠となってくださる方々にご指導いただくことが不可欠です
また年間通じてのサイクルを作ることが大切だと感じています
これからの展開
野菜が集荷できるまでには時間がかかりますが
育つ過程 収穫の喜び 食べる楽しみを
多くの方に体験して頂ける仕組みづくりをしていきたいと思います
また高齢者の方々に師匠としてご指導いただき
多世代で交流しながら教えることに
生きがいを感じていただけるような畑を
目指していきたいと思います
後輩へのアドバイス
夢は実現するためにあります!
大いに夢を語り 実現できる自分になる努力を積み重ねましょう!